長年の雨垂れで汚れてしまった外壁。
そして、雨樋も歪んでしまって玄関入り口は滝のような雨が落ちてきます。
外壁の雨垂れの原因は、玄関屋根と壁の間にある水切り板金の施工不良が原因でした。
通常、水切りは勾配がついており、雨水を建物の反対方向へ流す仕組みです。
こちらの場合、水切り板金の勾配が建物の方に向いており、長年の間雨水が外壁をつたって落ちていたのです。
そして、外壁と板金の間のモルタル壁も溶けてしまい、外壁内へも雨水が浸入してます。
お客様は、てっきり雨樋が原因と思っていたらしく簡単に考えていたようです。
今回は、水切り板金を上張りして勾配を正常な状態に持っていきます。
そして、外壁も塗装できる状態ではないので、一度モルタルまで削り落してやり直しします。
雨樋も歪んでしまった部分を取り替えます。
約25年間の雨垂れは、建物へのダメージも大きいですね。
建物に異常を感じた時は、まずはご相談下さい。
原因をお調べし、適切な補修をさせて頂きます。
2015年