最近の新築では、化粧合板を使用した軒裏は減りましたが、数十年前のお宅では普通に使用されていました。
年月が経つにつれ、化粧合板も劣化し、表面が剥がれたり、合板自体が剥がれてしまうケースがほとんど。
今回も築40年程のお宅ですが、軒裏の一部が剥がれてきているので修理のご依頼。
本来であれば、軒裏全体を張り替えるのがベストですが、今回は予算もあり剥がれが酷い大屋根下の軒裏一列のみを張り替えることに。
こちらに使用している軒裏材は集積合板で、以前に塗装した形跡もありましたが、経年劣化もあり釘も抜けて落ちかけている状態。
また、破風板も反ってしまい、軒裏の引っ掛かりもなくなっている箇所もありました。
軒裏材の劣化の程度によっては、この上から上張りも考えられますが、
(1)表面の劣化具合も進んでおり、上張り固定が出来ない
(2)アルミサイジングを上張りしてあることから、この上から固定材が取り付け出来ない
との理由から、既存の軒裏材を剥がして張り直すことに。
軒裏材を剥がすと、細い下地が1本入っているだけで、このままでは軒裏材を貼ることは出来ません。
そこで、まずは下地を作り、その上からケイカル板を貼ることにしました。
また、本来軒裏材を破風板の溝に引っ掛けて固定してあるのですが、破風板自体が反ってしまっているので、補強の木材で引っかかり部分を大きくして固定。
こちらの木材は、浸透性撥水塗料で腐食しにくいように、予め塗装してあります。
新たに作った下地に貼ったケイカル板は、塗料との密着性を高めるためにシーラーを塗布し、その上から軒裏専用塗料を2回塗りさせて頂きました。
建物自体の歪みで生じる隙間には、変成シリコンで防水処理。
この時期は天候が悪く、晴れた日を狙っての工事でしたが、延べ2日間で張替え完了。
冬型に荒れたお天気になる前に作業足場も撤去し、工事は無事完了。
4月から11月にかけてご依頼の多い作業がお庭の手入れ。
今回も年末までにとご依頼されたお庭。
こちらのお庭は、面積も広く通りにも面していることもあり、毎年2回ほどお手入れさせて頂いています。
夏前に、庭木の剪定はしているので、今回は伸びきった雑草。
広いお庭なので刈り払機を使用して刈るのですが、刈るだけでも2時間半かかります。
また、並行して刈った草を集めてトラック積み込まないといけないので二人作業。
雨上がりだったこともあり、地面は砂地でしたが、夏とは違い砂まみれにならず、作業自体は比較的やりやすく3時間で完了。
雑草が立ち枯れしていたお庭も、スッキリと綺麗になりました。
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年末に近づいて、ご自身でお家の中をお掃除する方も多いのではないでしょうか。
気になる場所で多いのが水廻り。
その中でも、油汚れがキツイレンジフードのクリーニングは手間と時間もかかり重労働です。
今回のレンジフードクリーニングは、二年前にも施工したお宅。
築25年でシロッコファンタイプのレンジフードも25年目だそうです。
以前は、ご自身でクリーニングしていたそうですが、加齢とともに体力が続かず、当店にご依頼いただきました。
25年間使用しているとのことで、錆びもあり、また、長年油汚れが付着した場所は、塗装も劣化して剥げてしまったり、ボコボコと浮いてしまっている箇所もありますが、特に不具合もなく使用中。
レンジフードの機能を維持するには、表面のフィルターとシロッコファンのクリーニングが重要です。
表面のフィルターが詰まってしまうと、帰化した油を換気扇自体が吸わなくなります。
また、シロッコファンも羽の間に油汚れが付着すると、本来の吸引力が弱くなり、羽がまわっているだけの状態で吸いが悪くなります。
レンジフード自体は油汚れ用洗剤を使用して拭き上げ、硬く固着した油は本体に傷がつかないように。ケレン等で除去。
フィルターやシロッコファン、細かな部品は洗剤の入ったぬるま湯で漬け置きし、柔らかくしてからスポンジたわしやブラシ、シロッコファン専用の油取りで地道に取り除きます。
今回は、かなり年数の経ったレンジフードなので、汚れの蓄積もあり、隅々まで完璧に取り除くのは難しいですが、吸い込みなどの機能は元に近い状態に戻すことは出来ます。
参考までに、換気扇の寿命は15年程度と言われており、汚れや錆び、塗装の剥がれ、異音のする場合は交換をお奨めします。
レンジフードもタイプやサイズも種類があり、お値段も色々あります。
当店でも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。
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先週から排水詰まりのご依頼が連続しました。
排水の詰まりで多いのは、キッチンとトイレ。
特にキッチンの排水には途中で排水桝があります。
建築した時代によっては、グリストラップ(油を溜める仕組み)や防臭トラップが設置してあったり、全く無いなどお宅によって変わります。
今回は、詰まりを解消してから判明したのですが、防臭トラップのみで一般的にはあまり見られないタイプ。
数日前に、蔦の除去にお伺いしたのですが、そのときに枡から汚水が溢れているのを発見し、蓋を開けたところ、全く流れず満水状態でした。
侵入していた蔦を除去しましたが、全く状況は変わらず。
今回は、下の枡から排水管高圧洗浄機を入れて、詰まりを除去。
流れてきたものは、細い木の根のような塊。
排水管いっぱいの太さに、長さは50cmほどの塊。
また、灰色に濁った水も。
一般的には、固まった油汚れが詰まりの原因のケースが多いのですが、今回はどうやら、排水管内に入り込んだ蔦の根か、途中にはお風呂の排水もあることから髪の毛も考えられます。
キッチンから流れ出る排水桝は、定期的にご自身で清掃しないと詰まりやすい箇所です。
キッチンで排水の流れが悪い、ポコポコと音がするといった症状があったら、外の枡の中を確認してみましょう。
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お客様のご依頼で多い作業の一つが庭木の手入れ。
こちらが10月の初旬にご依頼いただいてたのですが、柿の実の収穫を待って、本日施工させていただきました。
ご主人がご健在の頃は、ご主人が手入れされていたようですが、亡くなってからは手付かずの状態に。
おそらく、4~5年ほど手付かずだったのですが、あまりにも伸びすぎて気になり、娘さんがネットで調べて、当店へご依頼いただきました。
庭木は裏庭と道路に面した玄関の左右に。
高いところでは、樹高も5m程になっており、柿の木も高い部分は届かずに収穫も出来ない状況。
今回は、可能な限り切り縮めてほしいとのご要望で、樹木の枝ぶりを見て小さくさせていただきました。
どちらかというと、徒長枝が伸びきっている状況で、根元から切り縮めるだけでスッキリ。
あとは、余分な枝を剪定。
柿の木は、伸びすぎて届かない枝や、積雪や風で折れそうな枝だけ剪定。
来年は収穫量は減るかもしれませんが、また元気に枝葉が伸びてきます。



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2025年